曦瑶

「陳情令」金光瑶と藍曦臣についての彼是

いつか君に逢えたら

「CYCLE OF BIRTH / DR. ECHO-LOGIC」アルバム最後の曲は、

吉井和哉作詞吉井和哉が歌う
「LOVERS ON MAIN STREET/吉井和哉」だ。
はてなブログは歌詞が掲載出来るので載せる。

「LOVERS ON MAIN STREET/吉井和哉


ブラジル色の雨と 人々の谷間が
この街に散らばった悲しいシナリオ 映し出す土曜日
君はどこにもいない 僕は身体だけだ
もっと強くなるんだ 眠らないんだ
ヘラヘラ笑うなよ
いつからか裏通りが 賑やかになってきた
カラフルなビルの中 入ったけど何も無かった

アフリカ色の愛が 絶滅してしまった
もっと早く気づけよ 誰が悪いんだ
ボロボロこぼすなよ
寂れてた裏通りが 賑やかになってきた
思い出のあの角を 曲がったけど何も無かった
灰色の空は今 審判の真っ最中
いつか君に逢えたら 朝靄のいつものカフェで
コーヒーをおごるから

乾いた心に 水滴が広がる
裂く日をじっと待って 果物ナイフのように
踏まれた果実の敵をとらなきゃ 
魂のリンゴの皮をむくその日まで

いつからか裏通りが 賑やかになってきた
ビニールの傘をさし 人々が溢れてきた
僕はこの裏通りで  清らかな血を流し
いつか君に逢えたら 朝靄のいつものカフェで
コーヒーをおごるから


”裂く日をじっと待って 果物ナイフのように”
”魂のリンゴの皮をむくその日まで”

この曲が発表された時は、喪った恋人にいつか逢える日を待ち望んでいる
そういう歌だと思っていた。
喪った恋人というのは吉井和哉が解散させた最愛のバンド
THE YELLOW MONKEYを指すのだろうと。
けれど「曦瑤」を知った今では、
曦臣がその手で「朔月」で阿瑤の心臓を突き刺して
死なせてしまったその悔恨と懺悔の心象風景のように思える。
何世代もただ通り過ぎていく人々をずっと見遣りながら、
”いつか君に逢えたら”と
あの日喪った「阿瑤」に逢える日を夢見ている。
音も色も消えてモノクロームの世界が
阿瑤が現れたなら一瞬に鮮やかに耀く世界になるのだろう。
やるせない哀しみ漂う中にも
微かな光が差し込んで来るようなそんな歌だと思う。
「曦瑤」は、決して絶望なんかじゃない。
希望も光もきっとある。
私は、そう思っている。

 

 

CYCLE OF BIRHTH

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LOVERS ON MAIN STREET/吉井和哉

LOVERS ON MAIN STREET/吉井和哉

  • DR. ECHO-LOGIC
  • ダンス
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