曦瑶

「陳情令」金光瑶と藍曦臣についての彼是

2021-01-01から1年間の記事一覧

結婚したのか俺以外の奴と

twitterで「結婚したのか 俺以外の奴と」というフレーズが流れて来て、その後に続く「お前と結婚するのは、俺だと思ってた」というセリフを合わせて思うのは、阿瑶から秦愫と結婚することを告げられた時の曦臣の心境はどうだったろうかという点だ。射日の征…

愛修

忘機は、魏嬰を一途に愛し魏嬰が莫玄羽の身体に蘇って後は、藍家の家訓も世のしがらみの全てを越えて、ただ魏嬰と共にあろうとし守り戦い、そして唯一無二の知己として最終的に道侶と為った。双修を行いやがては、魏嬰の胎内に金丹が芽生える希望があるだろ…

金光瑤と金凌と曦臣

ドラマ「陳情令」では、観音殿で追い詰められた金光瑤は、身体に埋め込んで隠し持っていた琴弦を金凌の首に掛け、最後の足掻きをした。金凌の首に琴弦が食い込み、血が滴る描写もあった。けれど原作では、刀霊に支配された温寧が覇下を振り下ろそうとした時…

芳菲殿密室で(阿瑶と秦愫)

阿瑶は秦愫を口封じの為に自害するように仕向けたのか。私も「陳情令」の第一印象で阿瑶はあの温氏の匕首に何か仕込んでいたのじゃないか、秦愫に術でも掛けたのじゃ?と疑った事があった。秦愫との結婚自体も金氏の有力配下である蘭陵秦氏の息女という立場…

「金如松」について

「陳情令」「魔道祖師」の世界で金光瑶が犯した最大の悪は、父光善殺害と義兄である聶明玦謀殺であろう。けれど私は、個人的に金光瑶の最も大きな罪は、我が子「阿松」殺しだと思っている。正式な名を「金如松」。金凌が生まれる前に魏嬰から「如蘭」と名付…

パワーストーン

Twitterに金光瑤の帽子の大きな画像を載せて下さった方がいらして、 中央の宝石を良く見てみたら、やっぱりこれは赤瑪瑙ではなくサンストーンのようですね。ちなみに私の持っている赤瑪瑙とサンストーンの画像は、こちら。 阿瑶の石は、金砂をまぶしたように…

「乱魄」日本語字幕を見て

中国語での「乱魄」を見たのはもう随分前の事ですが、この「乱魄」の冒頭で金光瑤が聶懐桑に、聶明玦の気の暴走を抑える手助けになるようにと笛を渡した時に教えたのは、正しい「清心音」だったのか「乱魄抄」を混ぜたものだったのかという疑問は、解消出来…

アレキサンドライト

アレキサンドライトは、日中太陽光のもとで青みがかった緑色、夜の人工光(蝋燭や白熱灯など)では、赤色に変る宝石です。私がこの「アレキサンドライト」という存在を知ったのは、随分昔、山藍紫姫子の「アレキサンドライト」からなので、アレキサンドライ…

「君はプリズム」金光瑤人物像について

私が「孟瑤」「金光瑤」に注目し始めたのは、「陳情令」第4回あの孟瑤が副使として聶家の献上品を手渡すシーンからでした。出自を揶揄されて狼狽するあの仕草、そして藍曦臣に救われ(指をそっと撫でられ)当惑しつつ(心躍らせる)あの目の動き。その直後に…

翡翠に込めた想い

藍曦臣が阿瑤にこの「金光瑶専用藍氏通行玉牌」を渡したのはいつだろう。古代中国で最高級とされた和田玉(白の翡翠)に姑蘇藍氏家紋が透かし彫りされた豪奢な造りの品だ。阿瑤が温若寒を討った功績で金家に迎えられ金光瑤という名を貰い、斂芳尊という号を…

藍曦臣の目を瞑る癖

観音殿で藍曦臣は、「金光瑤の悪を知らぬ訳ではなかった」と言った。「やむを得ぬ事情があるのだと思っていた」と。金光瑤の悪に目を瞑っていたのだ。己の抱く金光瑤の理想像が崩れる事を怖れて?金光瑤が己に隠す闇の部分を突きつけられたくなくて?曦臣は…

登場人物それぞれの過ち

「陳情令」「魔道祖師」は勧善懲悪の物語では無い。 全て完璧に「正」であった人は、いない。「陳情令」の方は、金光瑤一人に悪の責任を負わせ過ぎな面があるけれ ど原作の方では、主要登場人物それぞれに少なからず 「過ち」というものがあると私は、思う。…